NeosVR開発用メモ書き - Easy Seat
NeosVRにはAnchorを使ってポーズを固定して位置を固定するコンポーネントが備わっているのですが、
これはお尻から下を固定して決まったポーズで座れる椅子を簡単に作るテンプレートです。

海外のワールドに置かれていたものでほぼ同じ機能のものがあるのですが、
それを見よう見まねで簡単に作れるように仕上げたものです。

入手方法

拙作のツール置き場のワールドから入手可能(NeosVRが開きます)
http://cloudx.azurewebsites.net/open/world/U-e1ght...

設定方法


まず椅子となるモデルとEasySeatを用意。


平べったい四角の部分を椅子の座面に移動。



DevToolTipからインスペクタを開き、EasySeatを対象の椅子の子に移動。(今回の場合、Modelが椅子。)
正面にボタンがあるのでそれを押下。



インスペクタからresize itを探し選択。
画像の通り、右から2番目の項目を選択すると
ピンクの枠が緑色に変わるのでプライマリで点を掴んでサイズを変更。
resize itが着席する際のクリック判定になるので少し大きめにすることを推奨。



手足の位置を移動させて変更。
緑色のボタンとハンドルは設定なので、こちらも任意の位置に移動。
歯車を押すと、手足の位置の可視不可視、手足の移動の可否、位置のリセット
を設定するボタンが出現するが、まだ操作しない。


ここまで完了したらもう一度正面のボタンを押下。
これで設定完了。
設定を弄れないようにする場合には、上の画像にあるSettingのActiveをFalseにすればユーザーからは操作できなくなる。

座り方

resize itで指定した範囲のどこかをクリックするとメニューが出てくるため、
上を選択すると座ることが出る。

設定ボタンを押してMoveを有効にしておくと、座りながらポーズを変えることが出来る。

応用

親のSlotが動くとそれに合わせてEasySeatで作った椅子に座った人も一緒に動きます。
この性質を利用して乗り物や移動する物体を制作することも可能です。
無論、制作するにはLogiXやコンポーネントの知識が必要となります。